
「AOR」って見たり聞いたりしたことないでしょうか
懐かしいCDを買ったところ、帯に「AOR」の文字がありました
私はばくぜんと心地いい音楽と、勝手に理解してましたが
AORっていったい何の略称でしょう
AORって何の略?
1.音を重視Audio-Oriented Rock(主に1970年半ば-1980年代)
2.アルバム完成度を重視Album-Oriented Rock(主に1980年-1990年代)
3.アダルト現代音楽Adult Contemporary(AC)(1980年代以降)。
近年Adult Contemporaryの語を除いて使われなくなってきている。
どれも思っていたものとは違いました
AORとはどのような音楽ジャンルなのか
現在ではなく、主に70~80年代の音楽です
AORとは大人向けの洗練されたロックサウンドを意味します
アメリカで生まれ、滑らかなメロディーと都会的な雰囲気を持つのが特徴
ジャズやR&Bの要素を取り入れた心地よいサウンドは
ドライブやカフェタイムにもぴったりです
AOR代表曲をみると、大好きなカーラ・ボノフを筆頭に
シカゴやボズ・スキャッグス、クリストファー・クロスなんかもそうです
音楽に詳しくなくても聞いたことある曲が数々連なってます
シティポップとAORはなぜ相性が良いのか
このAORに多大に影響されたであろう日本のポピュラー音楽
代表アーティストに山下達郎やはっぴいえんど
角松敏生、ユーミンなど大御所歌手がずらりと並んでいます
都会的なサウンドとおしゃれな雰囲気、大人のリスナーをターゲットにした音楽で
洗練されたコード進行やサックス、エレクトリックピアノなどの使用が共通しています
AORを取り入れた現代のシティポップリバイバル
近年は、東南アジアで日本のシティポップと呼ばれる音楽が人気で
松原みきさんの「真夜中のドア」カバー動画が注目を集めていたのだとか
彼女は大阪堺出身で、同じ堺育ちの私にはすごく親近感がありました
悲しいことに病気で若くして他界されています
ご存命ならどんな素敵なシンガーになられていたでしょうか
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SpotifyやYouTubeでは、山下達郎の「Ride on Time」や
竹内まりやの「Plastic Love」などが世界中のリスナーに支持されています
AORの持つメロウで落ち着いた雰囲気が
シティポップの再流行に大きな役割を果たしています
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AOR×シティポップをもっと楽しむための聴き方のコツ
AORとシティポップを楽しむには
ゆったりとした時間や空間を用意するのがポイント
夜のドライブ、仕事帰りの電車、休日のブランチタイムなどBGMとして最適です
また、アルバム単位でじっくり聴くことで、楽曲ごとの
ストーリーやアレンジの妙を味わうことができます
今の時代難しいかもしれませんが、レコードやカセットテープで聴くと
当時の空気感もよりリアルに感じられるかと思います
大人向けロック
冒頭に書いた懐かしいCDアルバムというのは
ディック・セント・ニクラウス「マジック」です
彼が来日した当時、テレビの歌番組で拝見した記憶があります
このCDには収録されていませんが
大阪が大変気に入っていて「OSAKA MOON」なんて曲もありました。
まとめ
調べてみて、自分がこんなに「AOR」好きだったとはつゆ知らずで
アイドル歌謡から少し背伸びをして
大人の曲に初めて触れたのが「AOR」だった気がします
(逆に音楽はほぼ「AOR」しか聴いてないことが判明)
AORとシティポップは、都会的で洗練された大人の音楽として
時代を超え多くの人々に愛され続けています
まだ聴いたことがない方は
AORとシティポップの世界に、一歩足を踏み入れてみてはどうでしょう
新たな音楽の扉が開かれると思います
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